油津ロヂウラ探検

堀川橋のたもとの観光案内所を起点に、運河をぐるっと回るロヂウラ探検へGO!。



観光案内所のてげ(宮崎弁でとってもの意味。けれどてげてげとなると、大概とか適当にとかの意味になると言う。てげてげ運転追放なんて看板もあり、とても興味深い言葉)明るいおばあちゃんとしばらく話をして、車をおかせていただき、早朝の油津の町をぶらぶら。



駐車場ならぬ駐船場。前は道路で、運河の石垣の段差があるというのに、どうやってここに???もしかして空飛ぶ船???



ちょうど出かける前日に、Sevenfiftyさんのブログで看板建築なる記事を読んでいたので、これかなとそういう建築物に目が行く。
興味がある方どうぞ!http://blog.goo.ne.jp/sevenfifty_cb750f/d/20130208
建築1つとってみても奥が深い。


杉村金物店。緑色の壁は銅板だろうか?



隣接するレンガ造りの倉庫。擬態する自動販売機。




窓の配置がスタイリッシュ。



こちらは和洋折衷を地でいくような模様の壁と、屋根の形。



マグロ漁で賑わったという港町らしい雰囲気が残る路地。



石壁のレンガ装飾




迷えるおっさん



「ロヂウラ探索おもしろかろ?」というと、「まあね。」・・・・食えないヤツじゃ。

こういう路地裏に迷い込むと、時間の感覚がふっと飛んじゃう。そういう瞬間がたまらなく好きなんだけどね。


おまけ。油津サスケにゃん。まだ子猫のよう。好奇心とあんた誰?という警戒心が交差する表情で見つめられる。


この写真にはもう一匹サスケにゃんのしっぽが見えているが、わかるかな?



観光案内所に帰ると、あのてげばあちゃんが走り出てきて、ゆっくり見ることができたか?と聞かれる。震災のときの話(ここ日南でも運河の水が底が見えるくらいひいたそうだ)、食べ物がとってもおいしい話、温泉の話、乙姫神社の話(地元の人は吾平津神社のことをこう呼ぶ)、嫁は大事にせんといかん話、飫肥や日南に比べ、油津は衰退する一方だという話等々、よもやま話をたくさんしたのだが、最期は「またくるめ〜!」(久留米から来たと言っていた)と笑顔で見送ってくれた。てげばあちゃん、また来たい!!!またくるめ〜!

ここからJR油津駅の裏にある京や酒造をめざす。かんろという美味しい焼酎があるのよ〜。

鹿児島県の焼酎を男性的と評するならば、宮崎県の焼酎は、すずやか・まろやかで女性的な焼酎と言える。芋の違いにあるらしい。ここ京屋の焼酎は、甕造りを貫き、ことのほかまろやかで大好きな焼酎の1つだ。





ちょうど福岡ドームで焼酎祭りがあっていて、みな出払っていたのだが、留守番の可愛い女性の方にお店をあけてもらい、例のごとく私だけが試飲しまくり。あ〜幸せ。ほろ酔い気分で油津をあとにした。わっはっは、だんだんうわばみになりつつあるな。