巣立ち前夜

うちのけやきに巣をかけ卵を産んだカチガラス、


せっせと交代でエサを運び、そのたびにじーじー雛が騒ぐので、だいぶおっきくなったかなと巣を覗いたら、


あっいるいる・・・。巣から出て巣の上に並んでエサを待っている。

2,3日前えらく親鳥が騒ぐなと思ったら、栗の木にひっかかっている小ガラスを発見、下から追い立てて無事巣に戻す事に成功。なんたって、下にはにゃんがうようよ。親鳥は気が気でないだろう、と思う。昨日の朝は道路に落ちて死んでいる1羽を見つけた。巣立ちは小ガラスにとって命がけの大イベント、手を貸すのはどうかなと思いはするが、やっぱうちの庭の木に巣をかけた縁を考えると、なあんかほおっておけない。

昨晩夜中に雷混じりの大雨が降ったので、小ガラス大丈夫かなと見にいくと、やっぱりまた1羽クーラーの室外機のところで発見。ずぶ濡れだ。2羽の親鳥から襲われんばかりの状況のなか、人を見るのは初めてなのかおとなしく掴めて無事保護、屋根の上に逃がす。その間真っ赤な口をあけてぎゃ〜ぎゃ〜。口の中は真っ赤なのよ、写真撮れば良かった。でも足でにゃんこを追い払いながらの保護だったので余裕なし。


まだ羽が短く、親鳥からたっぷりとエサを貰ってぷくぷくなので、そりゃあまだ飛べないでしょう。


今日数えてみたら、5羽。死んだのを入れると6羽生まれたことになる。
巣立った小ガラス、親ガラスとしばしの間行動をともにする姿を毎年みかけるが、その数2,3羽。巣立ちから成鳥になるまでは試練の連続なんだろう、半分の生存率。

庭に出るたんびに親鳥が警戒して襲ってくるので、サスケ避難中。


しばらくははらはらどきどきだ。にゃんを警戒してガチャガチャ鳴くカササギ→その横でやっぱりうちの屋根のすき間で子育て中のすずめが警戒音をだして飛び回る。もうなんともかますびしい。

満開のブルーデージー


ピンクタンポポとワラワーレース


毎朝庭仕事も忙しい時期なんだが、こうも警戒され、脅かされるのか。ああ、早く全員無事に巣立って欲しい。