心に残った風景

古い神社巡り

狛犬ならぬ苔犬 この円盤は暦? 古い竹垣のおうち。カーブのところは炙って曲げているよう。 思わず「トトロだ」とつぶやいてしまった・・・映画のロケ地に迷い込んだよう。めいちゃんが出てきたりして。 このおうちのすぐそばにあった苔むした小さな神社。…

花、花、花。

田主丸内山緑地のしだれ桜。小さな花びらが好きなのよ。 ついでにこの枝の広がりがなんとも好きなのよ。 白木蓮も満開。ぶっは〜!と天を向いて咲く。 藤で有名な小郡、大中臣神社の桜。 楼門の天井を埋め尽くす、花、花、花。 梅はあるけど桜はないような・…

阿蘇火振り神事

いつか見に来たいと思っていた火振り神事。 阿蘇の春を告げる田作り祭のメインイベント、ゴゼ迎え(御前迎え)、阿蘇のご祭神の姫神を迎え新婚式を祝う祭りだ。やあなんとか間に合った。少し離れたお宮から、茅で包まれた姫神のご神体が到着すると、南北に延…

阿蘇巡り

忙しかった・・・。亡くした心を取り戻すべく、週末は遊び倒すぞ〜と意気込んで出かけた熊本は阿蘇周遊の旅。始まりはここから。 熊本の南の端にある塚本古墳群にある資料館。これは東アジアの遊牧民が馬上で使っていた革袋でできた水筒を模した土器。 これ…

吉井町のおひな様

土蔵が並ぶうきは市吉井町。 しょっちゅう行ってるが、おひな祭りの最中に行くのは初めて!(だって人が多い、多い) さげもんも飾られているが、 筑後川流域のここらあたりから日田にかけて特徴的なのが、箱びなとおきあげ。これは大正時代のもの。 そして…

もろもろ。

八女南馬場の熊野速玉神社の大楠思わずととろに貰ったどんぐりの種がぐいぐいと育っていく場面が浮かんだ。神社潰されそう・・・。 八女市立花町の気になった水路。川と平行して小高い丘陵地帯に走る。宿場町ぽいなと思ったら、熊本山鹿にぬける脇往還の宿場…

梅三昧

梅の名所で有名な梅林寺へ 修行の厳しさで知られる臨済宗の古刹。 唐門の彫刻に魅入られてしまった。 見事な龍に 修行僧だろうか、それとも七福神??手を差しのばして何かを頂いているように見える。 もちろん梅の花も可憐。 豪華な梅よりもこういうシンプ…

神社めぐり続き

大川市から有明沿岸を通って熊本市の博物館への道すがらたまたまお祭りがあってた。 高橋稲荷神社。大勢の人で賑わう、賑わう。 なんと読むかわからないが、やはり鉄と関係ありそう・・・。ここらあたり高橋津とよばれ、古代から重要な港町として発展したと…

風浪宮大祭

大川市に鎮座する創建1800年の古いお宮、風浪宮。地元ではおふろうさんと呼ばれている。 拝殿のそばに安曇磯良像。宮司さんなのかな?なんかそっくり。 ここの歴代の宮司さんは安曇姓を名乗る。 鏡が幾つもぶら下がっていて、豪奢な御輿。 鳳凰に州浜の紋。…

小国宮

小国杉に囲まれた小国宮、両神社とも言う。好きな神社の1つだ。 阿蘇系の神社は、楼門が凝っている。 立派なのは楼門だけでなく、拝殿の外側にぐるりと掲げられた絵馬もすごい。 こちらはだいぶ色落ちしている。どれくらいの年月掲げられていたんだろ? 熱…

立春

太宰府の飛び梅。 七支刀を見るついでに天満宮へ。四分咲きといったところか・・・。他の梅園の梅に先立ちて、春を楚々と知らせる。 境内は、南京玉すだれの実演も行われ、外国人観光客もあふれ賑やか。 境内には梅園もあってたくさんの梅が植えられているの…

的ばかい

熊本県長洲町の四王子神社の的ばかい。ご神体が鎮座する、稲藁を編んで作った円座を奪い合う神事。「ばかい」とは奪うの意味。ふんどし姿の男達が的を奪い合いながら神社の周りを2〜3周し、有明海へとなだれ込む。 この日は比較的暖かかったが、水をかけら…

初詣

正月から2週間たってやっと初詣が実現。 どこに行こうかといろいろ迷った挙げ句、佐賀は神埼市の市役所の真裏にある、櫛田宮へ。 ここから山手に行けば吉野ヶ里遺跡はすぐ。 いやん、お多福だ!忘年会の時さんざん「お多福みたいにふくよかでいいじゃないか…

おしろい祭り

11月最後の土日は休みなしだったので、会社休んだ。鼻水ずるずるで、山間部は雪が降りそうな寒い日だったけど、この祭りがあると聞いて、完全装備、もこもこに着込んで、朝倉に向かう。のぼり発見! 神事の間、粉雪が舞い、しんしんと冷える。 カメラをぶら…

のぼるオリオン、海の径その3

懐かしさを感じたのは、人々の顔かたちだけでなく、次々と目にする地名にも。 山原(やんばる)、与那原(よなばる)、南風原(はえばる)・・・・福岡にもたくさんある。まえばる、かすがばる、はるだ、福岡以外にもせちばる、たばるざか、ちょうじゃばる・…

のぼるオリオン、海の径その2

相方は2回目、私は初沖縄。他はどうでも、どうしても絶対絶対行きたかったのは、斎場御嶽(せーふぁーうたき)。 だが、ツキに見放されているのか、一年に2回の休息日をひきあて、中に入ることはかなわなかった。御嶽があるところだけ木々の雰囲気が違う。…

のぼるオリオン、海の径その1

福岡とは10度も違う沖縄は正真正銘の南国だった。 花の色は鮮やかで 見たこともない蝶が飛び交う。 いやあ君に会いたかった。 神社の狛犬は君がルーツだね。 海はどこまでも青く透き通っていて、 こんな良い日和に、海に誓う新たな夫婦。 ふた両親だけが見…

月は東に日は西に

2014年もあと2ヶ月をきった。12年ごとに巡ってくる災厄の年、この間の顔面神経痛で打ち止めかと思っていたが、ところがどっこい、このあいだ菊池〜玉名間のコアな神社巡りをしていたら、バックで後ろをぶつけ、ぼっこりへこんで修理代12万円なり・・・・あ…

天衝舞

佐賀県は天山の麓、古湯温泉からさらに奥に入った小さな村落、富士町市川の諏訪神社の秋の豊穣を神に感謝する祭。 小さな橋を渡って、神社への坂を祭りの行列が入ってくる 待っている間これは何だろうと思っていたら、 清冽な川の水に浸して、清めの水として…

晩秋の教会

昨日は阿蘇で初霜を観測したそうな・・・・。台風一過、一気に秋の終わりがやってきた。朝晩冷え込んでにゃん布団が重い。 会社を少し早く終えて、寄った今村教会。近くにあったのは知ってはいたが 思ってたよりずいぶん大きい。浦上教会と密かに連絡をとり…

美しき赤

いつも行ってる勉強会の年に1度の研修旅行、行き先は平戸。 途中伊万里に寄って目の保養と、伊万里牛のステーキを食べて胃袋の保養に努め(道行きのメンバーは肉食おばさんずだった)、平戸に渡る前に田平教会へ。 旅行の行き先・道行きを決めるのは私の担…

面浮立

日曜早朝やってきたのは、肥前七浦、天子宮。 https://www.google.co.jp/maps/@33.0715162,130.1470421,2579m/data=!3m1!1e3?hl=ja地図で見て頂くと、地形がよくわかる。指を広げたようにいくつも岬が伸び、いまは陸地化しているが、昔は指の間には海が入り…

いきなり

残暑なんてすっとばかして一気に秋が来た。 我が家の栗も9月前に実ったし、ススキも出てるし、今日はぎんなんが落ちてるのも見た。なんか早すぎない? 空にはうろこ曇 このくらいの時間帯が一番好きだ。 こういう夕焼け空が好きで、子供の頃見とれて何度締め…

松浦

8月の「振り返りをもう少し。 「アジ食い行こう!」と引きずられて行った、松浦湾。 アジの水揚げが日本一になったこともある、松浦党本貫の地である。右手にうっすらと松浦火力発電所が見える。 北に開けた海は凪いで美しい。もっと透明度が高ければ、壱岐…

海の家

弾圧されたキリシタンが津々浦々に隠れた西彼半島。 海に迫る断崖と、こういう細い入り江が交互に海岸線を形作る。 舟からすぐあがれるはしけ。今は漁に出ているのかな?こういうおうちを見ると、ふるふる。 こちらはいけすまである。 横瀬浦の家々。 床の下…

高良大社から見る久留米インター付近。 今年の夏は、変。35度以上の猛暑日は8月にはいってゼロ。真っ青に晴れて、太陽ギラギラって日が記憶にない。 日照が少なく気温もあがらず、いわゆる冷夏。そろそろ農作物に影響がでている。 種まきもできないという…

半夏生

EPOMさんから頂いたあわびの殻を利用したブローチと古くて深い碧色のペンダント。 ブログで拝見したとき、密かに欲しいなあと思っていたら、なんと送って頂いた。ああ、ありがたや〜、心の中をお見通しってやつ〜? 添えられたお手紙の中に「女心をいつまで…

海の径

海へ続く径。 海の中へと消える径。 行ったが最後、バックでしか帰ってこれないよね・・・・私だったら絶対途中干潟に落ちる自信がある。

甌穴の森

霧島山系は温泉天国でもあるが、深い森と渓流の美しさも素晴らしい。 甌穴の看板が以前から気になっていたので、渓流沿いに森に分け入る。 水の透明度が高く、川底まで見え、時折魚が泳ぐ清い水。 ハシゴを下り、板を渡ると、そこは桃源郷。 不思議な岩の形…

なんじゃもんじゃ

遠賀川河口口に鎮座する岡湊神社。 古事記、日本書紀にも登場する古い伝説が数々残る由緒ある神社。 万葉集にも歌われ、柿本人麻呂の歌が残る。「大君の遠の朝廷(みかど)とあり通ふ島門(しまど)を見れば神代しおもほゆ」 まるで雪が降り積もったように咲…