旅にでよう

大隅半島つづき

続きはここから 上の方に桜島。垂水からちょっとはいったところがキャンプを張った猿ヶ城渓谷。鹿屋を過ぎて、根占の町を南下せず、東進する。 豊かな照葉樹林の森。なんていうかやっぱりこのブロッコリーような森が好きなのよねぇ・・・・。 途中の滝を見下…

鹿児島大隅半島の旅

旅はここから。 鹿児島県出水市の加紫久利神社の境内で見つけた、ミニミニお地蔵さん? いろんな表情があって楽しい。 「ゴールデンウィークはおまえの好きなところでいいぞ〜」と口では言いつつ、しっかりと自分の行きたいとこだけにしかうなづかない小狡い…

謎のサルタヒコ〜名古屋紀行②〜

名古屋紀行第2弾、さてどこから書こうとぐだぐだ悩んでいたら結構な日がたってしまった。抜け出して、高山本線にのるか、知多半島に行くか、駅に着くまで迷いに迷って結局行った、鈴鹿市にある椿大神社(つばきおおかみやしろ)。猿田彦を祀る神社の総本社…

名古屋紀行①

そうだった、名古屋は今旬だった。 名古屋大学豊田講堂。ここにたどり着くまでに、紆余曲折・・・・。 早朝6時15分頃に家を出たのだが、カメラを忘れて慌てて戻り、戻りついでに思い出せば良かったのだが、スニーカーを入れるのを忘れた。すべての元凶は…

復活!

なんとなくめがねが合ってないなと思いつつ、宮部みゆきと上橋菜穂子の新作がでてはまって夜中まで読む、仕事では細かな字を打つ作業が続く、おまけにサスケに毛布を奪われて風邪気味。。。。。いろんなものが重なって、疲れ目から、眉間に血が寄ったような…

グットデザイン賞!

山鹿の小さな八幡宮で出逢った狛犬。 ずっと昔に作られたものなのに、無駄なものを切り捨てたモダンさを感じさせる狛犬。見惚れてしまった。こちらも山鹿・松尾神社で見かけた木彫りの模様、菊だろうか?細やかな技術。ため息が出る。 そして神紋。いやあな…

南国風情

温泉仙人、相方の3本の指にはいる素敵温泉、日置市市来の田の湯。 隣には、たぶん昔の建物。 朝早く行ったのだが、やはり日本朝風呂党の会本部だけあって、次から次へと人が訪れる。薄いエメラルドグリーンのちょっと硫黄臭のするお湯が惜しみなく流れ、ツ…

図南の旅

9月が明けて以来ずっと雨だった。今日はやっと青空が・・・・。平年の9月平均の降雨量の半分近くは降ったという。そして8月は台風が1個しか発生せず(平年は6個くらい)、こういう年は9月にまとまってやってくる確率が高いという。阿部組閣のニュース…

門司レトロ

写真がいっぱいたまっているので、ぼちぼちと整理することに。 門司にある出光美術館へとオリエンタルの収集品を見に行ったときの写真。 出光佐三が北九州の出身と言うことはなんとなく知ったのだが、出光家が宇佐神宮の五家の一つ、大宮司まで務めた家系と…

嘆きの宇土半島

熊本県河内町船津 こういう山が迫った港町はとても懐かしい気がする。段々畑はでこぽんとか柑橘類の畑のよう。 奥に見える山は金峰山。こっち側を通るのは初めて。宇土半島一周の旅。温泉マークがあったので入り込んだが、結局見つけられず・・・ 目の前に雲…

安心院の不思議つづき

安心院盆地は今は田んぼが広がる田園地帯だが、古代では低湿地帯で葦原が広がる風景だったという。 その真ん中へんにある妻垣神社、別名足一騰宮(あしひとつあがりのみや)。 不思議な名前だ。神社の由緒書きによると神武天皇が東征する途中ここに立ち寄り…

安心院の不思議

5月はおもてなし月間で、エネルギーが吸い取られたので、6月は充填にいそしむ!と決めた。 旅はここから・・・大分県宇佐市安心院、三女神社。 三女神社だが最初の鳥居の扁額は、二女神社。なんでだろうと深く考えない・・・今日は謎いっぱいの安心院めぐ…

杵柄パワーはなかった

相方が気になる神社は、ありえない角度の階段の上にあった。 佐賀県小城の鎮守の神社、須賀社。 階段を一段一段ゼエゼエ数えながら、手すりにつかまって登る。 傾斜45度以上あるよなあ・・・60度はあるかもしれない。 杵柄パワー残量ゼロ、日頃の運動不…

杵柄パワー

佐賀市大和町川上峡。樹齢1500年の大楠の向こうに迷子の鯉のぼり。 ちょうど背振山系から嘉瀬川が丘陵地帯に出てくる首の部分のところに古い古い神社、与止日女(よどひめ)神社がある。 石を継ぎ合わせた鳥居は、肥前鳥居といってここらあたりしか見ら…

桜旅

道行きはここから。 桜前線を追いかけての日本北上はずっと先の夢だが、垂直に高度をあげて桜を追っかけることはできる!ということで奥小国へ。 あいにくの今にも雨が降りそうな花曇りの天気だったが、山はほわっと桜色。 前原の一本桜。丘の上に広がる牧場…

神様の島

壱岐には大小あわせて1500もの神社がある。他と違って神楽舞も音楽も、神職ばかりで奏される、きわめて神聖視された神楽も伝わり、古い信仰の形が残る。 神道の発祥の地とされる月読神社。 京都の月読神社は487年ここから分霊したもので、壱岐の月読…

壱岐ロヂウラ探索

壱岐勝本港。この海の先には、対馬海峡そして大陸が広がる。 イカ釣り漁船がたくさん停泊しているが、ガソリンの高騰で今シーズンのイカ漁は大打撃だ。 ちなみに壱岐のウニ飯とイカで相方を釣って、島嫌いの相方を壱岐にと誘った。なんでも島は天候で帰れな…

秋の研修旅行

国東半島豊後高田市蕗にある富貴寺の阿弥陀堂。日本三大阿弥陀堂の1つ。 ここで朝7時から座禅を組んだ。つい最近まで雨ざらしで子供達の遊び場だったそうだ。中の、鴨居の上の部分にぐるりと描かれた、極彩色に彩られていた仏は、彩色がはがれ白いカビ?の…

平戸ぶらぶら旅

平戸の海は碧かった。 南の東シナ海に続く、碧い碧い海。 平戸の港は、長崎の出島に先駆け早くから西洋に向けて開かれていた。 1977年に橋がかかり、車で島に渡ることができる。 ちょっと前、HNKのBS時代劇で「妻はくノ一」というのをやっていた。おもしろ…

大川昇開橋

機械遺産に登録されている。 昭和62年まで国鉄佐賀線が通っていた。 有明海は干満の差が激しく、水面が一定でないため掘削工事は困難を極めたという。 修復工事を終え、歩いて渡ることができるというので、ぼつぼつ渡る。 福岡県側の駅跡。ほんとだ電車が…

球磨川極上温泉はどこだ~〜その①

南に行けば雨は降らない。天気予報とにらめっこして旅はここから。 種田山頭火が愛した日奈久温泉。町のあちこちに山頭火の句が掲げられている。 妻子を捨て、世間を捨て、行乞の人生を送り、自然に溶け込んで山野を放浪し、たくさんの句を詠み捨てた彼は、…

阿波踊りのいろはにほへと

威勢よさ。娯茶平と人気を二分する阿呆連の男衆。激しい踊りで大人気。若いお姉ちゃんから黄色い声が飛ぶ。 粋。昔の遊女の艶姿を再現。昔はこんな姿で踊ってたんだって。 色気。男女二人のからみ踊り。手先、足先まで意識して美しく踊る。 ロックのリズム・…

おどりの達人

信州行きがだめになって急遽決まったとくしま阿波踊り。去年は土砂降りの雨の中、ずぶ濡れになって見はまったが、今年は殺人的なかんかん照り。熱中症警報の中、街に飛び出す。 この粋な髪飾りを見ると、阿波おどりに来たなあと実感する。 前夜祭は、大きな…

剣山

九州も暑いが四国も暑かった。旅の始まりはうどん。 早朝6時に出発し瀬戸大橋を渡って、うどん県香川で腹ごしらえ。 私は冷やしうどんの小においなりと混ぜ酢飯を半分こねと頼んだら、相方はたらいうどんを頼んだ。たらいうどんはうどん玉が6玉分。私の分…

別府湯巡り逍遙〜ロヂウラ編〜

別府は空襲にあってないためか昭和の古い面影を残す街並みや、あるいは大正明治のハイカラな洋風建物が結構残っている。海岸近くを通る国道10号線沿いは、新しい大きなビルディングやマンション、チェーン店なども並ぶが、一歩国道を町へと入ると、2つの…

安心院の鏝絵

安心院と書いてあじむと読む。鏝絵・・・うなぎという字に似ている・・・ぱっとみたときえっ鰻絵???? 左官さんが壁を塗るとき使う『鏝=こて』で絵を描いたもので、鏝絵とは漆喰装飾の1つ。安心院町では、漆喰が手に入りやすかったのと腕の良い左官職人…

石橋の里

宇佐のマチュピチュと呼ばれる宇佐市西椎屋地区からの眺め。 高速で玖珠まできて、ルート387号線を東に向かうと、トンネルを抜けた先突然この風景に出逢う。宇佐神宮に行くとき、よく使うルートだ。 山に囲まれ、深い谷と急な流れのいくつもの川が流れ込むこ…

ベンガラ集落、吹屋

最終日はここから。 備中高松城秀吉水攻めの図 真ん中に舟が2艘浮かんでいる。この舟の上で高松城当主清水宗治が、籠城兵の命と引き替えに秀吉から送られた酒と肴で宴を張り、杯を酌み交わしたあと、舞を舞って自害したという。 低湿地に築かれた城はその後…

歩け歩け吉備路

2日目はここから。 作山古墳の前方部の登り。結構な勾配だ。早朝散歩の方と時々行き会う。 全国第九位の大きさだそうだ。 立て看を読み、古墳やタタラ跡を確認して鬼ノ城にむかう。桃太郎伝説の鬼ヶ島の元となった温羅伝説の残るところ。 おにがじょうと読…

鞆の浦ロヂウラ探検

鞆の浦は古代より潮待ち湊として人が行き交い栄えた湊だ。万葉集にも確か鞆の浦を詠んだ歌があったと思う。最近では宮崎駿がポニョの構想を得た地として、一気にブレイクした。瀬戸内海のちょうどど真ん中、ここの沖を境に東西に潮目が変わる。多くの歴史を…